小さいときに通った習いごとは、平均で2つ程度というデータがあります。内訳は大きく、スポーツ/芸術/学習 に分けられ、将来の生業になるものもあれば、途中でやめてしまったものも多くあることと思います。
Appleの創始者スティーブ・ジョブズは、2005年のスタンフォード大学の卒業式のスピーチで、今までの体験が、思いがけず後から役に立つという講話を、自身のカリグラフィーの体験談を通じて話しました。バラバラだと思っていた点と点がつながって線になる。それは当時の自分は分からないが、今やっていることが、いずれ人生のどこかでつながって実を結ぶと信じるしかないーと言ったことを述べました。
また、ジョブズは人文学、すなわちリベラル・アーツの大切さも説いていたといいます。
例えば、リベラル・アーツの文法学とは、古代ギリシャ語やラテン語の、数多くある文中の単語の数・性別・関係性・機能などの情報が、何百パターンという特別な語尾変化によって表されます。その語尾の微妙な違いを几帳面に区別・分類しながら、パターンを発見して組み合わせる学習、いわば徹底したパターン認識トレーニングの科目でした。
ジョブズは、紐づけることの大切さを、自らの体験をもって、よく実感していたのではないかと考えます。
では、これまで得てきた知識や体験を、どうやって生かすのか。それを実現できるのは、弊社代表が開発したモダン・リベラル・アーツ®︎です。弊社が提供しているサービスをいくつか組み合わせることで、これまでの体験をより結びつけやすく、活かしやすくすることが可能です。
どんな習いごとであっても、これから生きていく人生の中で役に立つ、だから今やっていることを一所懸命やるーそんな時間を先生・生徒とともに作り上げたいと考えています。