リアルで開催していたセミナーをそのままオンラインで実施すると必ず失敗する、その理由とは!?



コロナ禍を経験し、Zoomを活用したセミナーやレッスン、そして飲み会まで流行りましたね。

今までリアルの会場に集まって開催しなければいけなかったものが、自宅でそのまま集客・開催できてしまう利便さには本当に驚きました。
多くの業界関係者が、Zoomを活用したセミナーやレッスンに乗り出し、廃業にならなくて済んだ方も多かったのではないでしょうか。

zoom

しかし、リアルで開催するレッスン・セミナーをそのままオンラインで実施するには、あまりにもリスクが大きすぎるということに気づいていましたでしょうか。そして残念ながら、多くの講師の方々は、その点に気づいていらっしゃらないように見受けられました。

今回はセミナーに絞り、どういった点がリスキーだったか、そして今後オンラインの講座を開催しようと検討されている場合、気をつけた方がいい点などについてお伝えしたいと思います。

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モニタリング

オンラインレッスンで気をつけたいこと
リアルと違って、オンラインでは多くの制限があります。そのため、リアルで行なっていたレッスンをそのまま実施しようとすると、必ずと言っていいほど失敗してしまいます。




リアルセミナーとオンラインセミナーのちがい

講師のレベルが丸裸になってしまう

あなたは、1度でもいいので、オンラインで開催されたセミナーや講座に参加されたことはありますでしょうか。そして、何かリアルで受けていたときとのちがいを感じましたでしょうか?

リアルセミナーとオンラインセミナーは、講師と向かい合って、教養等のコンテンツを享受するという点では同じかもしれません。しかしながら、リアルでは簡単にできていたことが、オンラインではとても難しい…そんな難点がいくつかあります。

もしもリアルセミナーの内容をそのままオンラインセミナーに移行して開催するとどうなるか。そのまま開催されたかたが非常に多く、残念なことに、リアル開催ではプロの講師だと思われていた人たちが、いかにプロじゃなかったかが如実に出てしまう結果になってしまいました。

オンラインセミナー

リアルセミナーとオンラインセミナーのちがい

顔や上半身しか映らない

見た目のちがいとして最初に挙げられるのは、講師や受講生の顔や上半身しか映らない点でしょうか。上はしっかりジャケットで決めているのに、下はスウェット(笑)…なんてこともザラにあるかもしれません。

顔や上半身しか映っていないということは、それだけ得られる情報が限られるということ。
例えば、もしもリアルで貧乏ゆすりをしている人がいれば気づきますが、オンラインではなかなか気づくことができません。メモをとっているのかお絵描きをしているのかも分かりません。

映っていない部分の情報を取得できないこと自体はどうしようもないですが、それに合わせて適切な情報収集方法が変わってきます。

上半身

没入感が得にくい

先ほどの服装も該当しますが、リアルではピシッと決めて、気持ちの入った状態で臨む方が大半です。
しかし、服装の一部の気を抜いてしまうことで、ちょっと気が緩んでしまうといったこともありうるでしょう。映っていない部分が散らかっている、または来客のインターホンがあれば反応してしまう、同居人に気を遣うなどなど、集中できない要因をたくさん抱えながら参加される方がほとんどでしょう。

また、自宅など慣れ親しんだ場所で受講される方も多く、その場合は安心し切っていることがネックになります。反対に、カフェ等で参加される方は、違う会場で他のことに気を遣いながらなので、全く集中できないでしょう。

テレワーク

言葉の重要度が上がる

得られる情報が少ない、そして没入感が足りない…そんな状況で大事になってくるのが、言葉の重要度です。

視覚情報が限られるなら、聴覚情報の重要性が高まりますよね。だからこそ、使う言葉、言い回し、影響言語などが重要になります。そして、限られた視覚情報の中で、聞いている受講生の反応を逐一拾い上げて反応を示す必要があります。

リアルでは比較的容易に作れたかもしれない信頼関係の構築が、オンラインだとはるかに難易度が跳ね上がります。

授業

また学校の授業で、ただ教科書の内容を伝えられている状況…眠いなぁなんて経験をされた方はきっと多いでしょう。そう、退屈しない・眠くならないを回避するポイントなんかも作る必要がありそうですね。

オンラインで開催するにあたって考えたいこと

リアル開催からオンライン開催をするにあたって、代表的な難点を3つご紹介しました。

では実際にオンラインで開催するにあたり、どういった点を考慮するといいのかについては、ボイスカルチャージャパンのオンラインサロンでご紹介しています。(有料)
主には、表現のあり方や方向性、そして使用する言語についてになります。



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