成功と幸せを同時に実現できる目標の立て方
新年になるとたくさん見かけるものがあります。そう、
「今年の目標は◯◯です」
…と言いつつも、多くの人が数ヶ月後には忘れていることが多いのではないでしょうか(笑)
個人的に、目標は立てる/立てない、どちらでもいいと思っています。
立てなければ何もしなさそうであれば立てればいいですし、常に前進し続ける人からすると、立てるだけ無駄と感じる人もいるでしょう。
さて、そんな目標設定について、少し考えてみてもらいたいことがありまして、今回この記事を書きました。
仮に目標を年収いくらかに設定し、達成し続け、金銭的には余裕のある、いわば成功したと言える人が、実は家庭がぐちゃぐちゃという事例を見たり聞いたりしたことありませんでしょうか?
今回は、たとえば金銭的に裕福なほど稼ぎつつも家庭も順風満帆であるといった、目標達成が幸せに通ずる設定についてのお話になります。
成功する目標設定
成功するために設定する目標について、どういうものか定義したいと思います。
人生のどのステージにいるのか、誰が設定するのか、達成の難易度はさまざまあると思います。共通して言える点があるとすれば、それは成功の基準を決めて達成することと言えるのではないでしょうか。
仮に年収1000万の人が、成功の定義を1000万と設定していたら、既に成功していると言えるでしょうし、2000万と設定していたら、まだ成功と言えないでしょう。
そして、もしも設定者の中で、成功の定義に年収が入っていなければ、いくら稼ごうとも成功と言えないとなるでしょう。
成功したものの不幸になった目標設定
もしも目標設定を年収いくらかに設定し、事業に成功して、お金持ちになったとします。
しかし、いざ家庭内を見てみると、居場所がなかったり、仲が険悪だったり。
せっかくお金持ちになれたにも関わらず、それでは少し寂しいかもしれませんね。
お金を稼ぐことしか興味がなかったのか、家庭を省みずに仕事に没頭し続けたのか、それは分かりません。
しかし、どうせなら、心身ともに健康で、家庭も不和のない状態でお金持ちになれるといいですよね。
不幸にならない目標設定
では、どうすれば、不幸な状態にならずに、目標達成で幸せな状態となれるでしょうか。
まず前提として、幸せでないと定義しているのは、だいたい目標を設定した本人であることが挙げられると思います。
簡単な話、設定した目標=幸せとなる目標設定でなかっただけという可能性が高いと思います。
もしそうなら、設定者本人が幸せと定義する状態を明確にし、目標に組み込んでしまうことです。
年収いくら+健康面/家族との関わり
たったこれだけのことです。意外と入れ忘れます。
たとえばですが、年収2000万円で、家族と月1回、回らない高級寿司屋に行くーこんな感じです。
達成のハードルを上げてしまう目標設定
一方、達成したときの夢や願望を詰め込みすぎて、かえって達成できないケースも見受けられます。
夢や好きなことを100個くらい書き出せ!という手法を採用しているコンサルがそれに該当します。
達成したときのイメージは、3個しか思い浮かべられない人に比べれば、圧倒的に具体化できているでしょう。
しかし、この手法は全くおすすめしません。
理由は2つあります。
1つは、願望実現した状態と設定している現在の状態とのギャップを作りすぎてしまうこと。
今の年収の10倍になって、月1回旅行に行って、ブランド物で身の回りを固め、高級な食材とお酒で、タワマンで…書けば書くほど、無意識でこう思います。
でも、今はそうじゃないけどね。
これが、現在の自分の否定に繋がりやすくなってしまいます。
他の記事でも書きましたが、お前は悪い子だ!と言われ続けて良い子に育つという人はそう多くありません。自分で自分の首を絞める結果になります。
そしてもう1つは、現在100個書いたとして、半年後に同じ100個を書くかどうかということ。
良き方に進んでいる半年後の自分と、書き初めの自分。目標達成に近いのは半年後の自分です。
達成する秘訣は半年後の自分に聞くのが良いとお話ししていますが、じゃあまた半年後に100個書くのかということです。
半年後に書いた100個が同じような内容であれば、今度は「まだ達成していない自分」と、より強い状態で無意識に入ってしまいます。
以上の理由から、やりすぎもよくないと考えます。
いかがでしたでしょうか。ぜひ、あなたなりの成功・幸せの定義を見つけ、それに向かって歩を進めていただければと思います。
目標設定の方法、達成の原動力をもっと身に付けたい!という方には、ニュートラルベースNLP®︎の講座がおすすめです。ぜひご検討ください。
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