言葉よりも注意が必要!? 非言語コミュニケーション



非言語コミュニケーション

「ねぇ、ちゃんと聞いてる?」
「うん、聞いてるよ」
「ウソよ!聞いてないじゃない!」

日常生活でありそうな、こんな会話のやり取り。
スマホをいじりながら聞いているのかもしれないですし、理解を示してくれないことを聞いていないと表現しているのか、状況によって意味は変わってくると思います。

食べながらスマホ

今回のテーマは会話などのコミュニケーションにおける非言語の重要さについてです。

非言語とは、言葉の通り、言語でない部分ー例えば、姿勢、表情、呼吸、声色、ジェスチャーなどを言います。

いくつか事例を紹介しながら、非言語が伝える・伝えてしまうことについてお話ししたいと思います。




メラビアンの法則

非言語がどれほど重要なものかを説明するのに有名な法則があります。アルバート・メラビアンが提唱したことから、こう呼ばれています。

メラビアンの法則(3Vの法則)

メラビアンの法則

一時期、メラビアンの法則の解釈は、歪曲されて世間に広まっていました。
会話におけるコミュニケーションの情報量が、言語情報が7%、聴覚情報が38%、視覚情報が55%…だから見た目が大事なんですよ!という解釈ですね。

最近は、そうじゃないよという記事が増えて、Wikipediaにも正しく載りました。1意外と本の新刊の誤植が減らない。未だに誤植し続けている印象があります。

メラビアンの法則

1971年の著書『Silent messages(邦題:非言語コミュニケーション)』における調査では、メラビアンは次のような結論を出した。まず、人と人とが直接顔を合わせるフェイス・トゥー・フェイス・コミュニケーションには基本的に三つの要素があることである。

言語情報(言葉の内容)/聴覚情報(声の大きさやトーン)/視覚情報(容姿や仕草)

そして、これら三つの要素は、メッセージに込められた意味・内容の伝達の際に占める割合が違う。彼によれば、これらの要素が矛盾した内容を送っている状況下において、言葉がメッセージ伝達に占める割合は7%声のトーンや口調は38%ボディーランゲージは55%であった。

ポイントは、矛盾した内容を送っている状況下のとき、7:38:55であるということ。矛盾していないときの言語:聴覚:視覚については触れていないというところです。



矛盾するコミュニケーション

では矛盾した内容を送っている状況とは、どんなシーンがあるでしょうか。いくつか考えてみました。

おいしそう!と言いながらも、暗い声と泳ぐ視線

愛する男のため、苦手な料理をがんばる女。

その成果を見てほしくて、家に招待し、腕を奮って手料理を振る舞いました。

期待半分、不安半分。女は尋ねました。
「ねえ、味、どう?」

男は答えました。
「う…うん、おいしいよ」

そう言いながらも、目は泳ぎ、暗い感じで恐るおそる話す声。

この場合、女は「あぁ、ごめんなさい」と感じる(7:38+55)でしょう。

料理がまずい

愛しているよといいながらソッポを向く

「君のことを愛しているよ」瞳の奥を見るかのようにしっかりと見つめて言う男。キュンとする女。

こうして結ばれた2人。

3年後…

「ねぇ、私のこと、愛してる?」そういう女に、男はこう言います。

「あの頃と同じで、今も変わらず、君を愛しているよ」…同じセリフ、同じ口調で。ただし、3年前のように瞳の奥をじっと見つめるどころか、キョロキョロよそ見をしながら伝えました。

この場合、女は「あぁ、もう愛してくれていないんだ」と受け取る(7+38:55)でしょう。

険悪なカップル

経験不足で解釈を補えない子ども相手には要注意

先の料理の例ですと、自分の料理の腕の悪さを自覚しているため、「もっと精進しよう!」で済むことが多いと思います。

しかし、気をつけたいのは、相手が未就学児以下の子どもの場合です。

子どもも例外なく、矛盾が起こったとき、同じように非言語で理解します。しかし、仮に上記の料理を作ったのが子どもだった場合、同じ反応をすると、「わたしは料理を作っても喜んでもらえない」「わたしは大好きな人にウソをつかせてしまうほど価値のない人間だ」といった信念・価値観が入ってしまう可能性があることです。

子どもが料理をする

人生経験が多少あれば、そのような信念・価値観を持つことはないと思いますが、人生経験が少ないと、誤った判断による信念・価値観は、そのまま右脳優位で無批判な脳に無意識に入り、そして大人になってもずっと抱えてしまうことになります。

言葉は気をつけているつもりが、何気ない非言語で子どもを傷つけてしまうことがある。
完全に防ぐことは難しいでしょうが、特に子ども相手の場合は細心の注意を払いたいところです。

非言語の勉強をもっとしたい!という方には、ニュートラルベースNLP®︎やNLPヒプノセラピー®︎の講座がおすすめです。ぜひご検討ください。



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